Ⅰ.参加したインターン(夏期)について
1.参加したインターン先について
社名 |
部門 |
選考時期 |
新生銀行 |
リテール |
2013年7月中旬〜下旬 |
2.選考ステップについて
エントリー→グループ面接・GD・筆記→参加決定 |
3.筆記試験について
形式 |
最近関心のある時事問題を10個上げ、それについて簡単な理由を記述。インターンシップに対する意気込みなども書く。A4二枚程度。制限時間が10分程度でかなり時間が厳しい。 |
対策の必要性 |
普段から新聞などで時事問題に触れていれば特に対策は必要ない。時事問題は経済にかぎらず幅他分野でも可能だが、経済に関連する物のほうがより良いと言われた。しかし実際に経済以外の時事問題を記述したが、選考は通過することができた。 |
結果連絡 |
約10日後にメールにて通知。 |
4.グループディスカッションについて
テーマ・課題 |
今後の日経平均株価の予想 |
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制限時間 |
30分前後 |
学生の人数 |
6人 |
参加学生の在籍大学 |
早稲田・ICU・上智・立教・立命館・理科大 |
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進め方 |
人事の方に資料を一式渡され、時間の使い方は自由。実際の流れとしては、 ・資料の読み込み ・意見の交換 ・実際の予想を立てる 制限時間後、日経平均株価の予想を発表。人事からいくつか質問をされ、それにチームで答える。発表者はグループ内で決め、質問に対する答えは挙手制。 |
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結果連絡 |
約10日後にメールにて通知。 |
5.面接について
<1次面接>
社員の数 |
1人 |
学生の数 |
6人 |
会場 |
本店 |
時間 |
30分 |
進め方 |
人事から質問を与えられ、順番に答える。最後の方の質問・逆質問は挙手制。 |
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質問の内容 |
・自己紹介 ・インターンシップに参加しようと思った理由 ・なぜリテールのインターンに興味があるのか ・リテールの仕事に対しどのようなイメージを持っているか ・逆質問 |
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雰囲気 |
和やか。人事の方も学生がリラックスして面接ができるように気を使って下さっていた。 |
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所感 |
挙手制で答えを求められる場面があり、そこで差がつくと感じた。実際に選考を通過した他の学生も、積極的に発言をしていた。ESの提出が無いため、その人の人柄であったり積極性を見られているのかな、と感じる場面が多々あった。
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結果連絡 |
約10日後にメールにて通知。 |
6.インターン内容
時期 |
9月上旬 |
日程 |
一週間 |
会場 |
本店(日本橋) |
報酬・交通費 |
なし |
参加学生の 在籍大学 |
東大・慶應・早稲田・上智・ICU・立教・明治・中央・青山・法政・横浜国立・理科大 |
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課題 |
・新聞記事のまとめ(毎日) ・グループワークを通じてリテールビジネスを体感 ・他銀行へ実際に行きレポートを作成 ・支店訪問 ・社員との交流(ランチ) ・リテールビジネスの成長戦略を考えてプレゼン |
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進め方 |
・新聞記事 毎朝新聞記事から金融に関する記事を一つ選び、それに関してA4の紙に調べたことをまとめて提出。 ・グループワーク 家族構成・資金需要などの設定の書かれた紙を渡され、それを元にどういった提案ができるかを考える。最後にはチームごとに発表。 ・他銀行へ行く 二人一組になり、実際に様々な銀行に行きサービスを受ける。レポートにまとめ、銀行事の違いや支店ごとの違いを比較する。 ・支店訪問 閉店後の支店内を自由に見学し、支店長のお話を聞く。 ・社員との交流 ランチタイムに実際にリテール部門で働いている様々な部署の方が集まり、一緒にランチを食べる。自由に質問したり話したりできる。 ・リテールビジネスの成長戦略 今後リテールビジネスを成長させるためにどのようにすればよいか、チームごとに二日間かけて考える。最後にはリテール部門の上の方々などがたくさん集まり、その方々の前で発表し、実際に質疑応答などもする。
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雰囲気 |
インターン生は全体的に意識が高く、ただとてもフレンドリーでインターンシップ後も何度も集まったりする仲になる。社員の方も優しくリテールビジネスに関し様々な観点から説明して下さり、質問などもしやすかった。 |
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メンターの有無 |
無し |
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内定は出るか |
インターンシップに参加した学生向けの選考案内があり、早いと12月中に内定が出る。フローとしては「メールにて通知→説明会参加→課題提出→面接複数回→内々定」。課題はインターンシップの「リテールビジネスの成長戦略」について自由にレポートにまとめて提出する。面接の回数は人によって異なり、インターンシップ生向け選考の有無も年によって異なるとのことです。 |
Ⅱ.夏期インターンについての感想
1.サマーインターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?
積極性と人柄、コミュニケーション能力。積極性に関しては、選考の段階で挙手制にて答えを求められる場面が何度かあり、その際に積極的に答えたかどうかで選考結果が変わってきたと思う。また、グループワークの際に自分一人で進めるのではなく、他人と協力しながら勧めることが重要だと感じた。実際に協力してグループワークを進めた学生は全員通過し、あまり参加できていない学生は通過していなかった。 |
2.サマーインターン選考対策のため、どのような準備をしましたか
エントリーシートなどが無かったため、特別な準備はしなかったが、志望動機や会社情報、リテールビジネスについて事前に調べた。また、時事問題について答えられるように普段から新聞を読んだりニュース番組を見ていたが、その習慣が実際の筆記試験に役立った。 |
3.インターン中には、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?
新生銀行のビジネスモデルの独自性や、リテールビジネスの面白さについて学んだ。一度破綻をしている銀行だが、そこから新たなビジネスモデルを構築し、成長をし続けている姿が興味深かった。また、他の銀行のサービスを受けるという経験をし、銀行ごとに支店内の作り方やサービスの質なども異なり、そういった場所にもその会社の目指すビジネスモデルが表れていると感じた。 |
4.インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?
インターンシップ期間毎日ついている社員が2名ほどいる他、仕事内容の説明や、社員さんとのランチ会などで合計15〜20名ほどの社員と合うことが出来た。どの方も優しく話やすく、質問内容に制限など無く、自由にお話ができる雰囲気であった。また、中途採用がとても多いため、他の金融機関(日系金融機関だけではなく、外資系金融機関の方もいた)から移ってきた社員の話なども聞くことができ、他行との違いや仕事についても聞くことが出来た。 |
5.インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください
インターンシップに参加するまではあまり新生銀行自体を知らずメガバンクに興味があったが、新生銀行のビジネスモデルの独自性などに興味を持ち、志望度は上がった。規模の大きい会社だけではなく、中規模の会社や独自性を持つ会社をもっと調べてみようという気持ちになった。 |
6.インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?
特になし。しかし、インターンシップ生用の本選考があったため、その際にインターンシップを担当した社員さんに毎回お会いしたことと、面接で10人ほど新たに社員さんとお会いし、お話をすることができた。 |
7.この企業のサマーインターンにチャレンジする後輩にアドバイスをお願いします。
選考方法やインターンシップの内容は年によって異なるとのことだが、他の銀行に比べ自由なところや変わったところが多いため、型にはまった答えをするのではなく、自由な発想で意見を述べることが重要になると感じた。また、人柄やコミュニケーション能力なども見られていると感じたため、自分だけでなく他人と協力しながら選考に取り組むと、良い結果がついてくると思う。 |