【15卒】三井住友信託銀行:秋季实习选考

Ⅰ. 参加したインターン先について

社名 三井住友信託銀行
部門名 マーケット
選考時期 2月頃

Ⅱ. 選考について

選考ステップ

エントリーシート → 1次面接

エントリーシート

質問項目 ・大学での課外活動(名称のみ)をご記入ください。(1行)
・大学の課外活動でのあなたの役割をご記入ください。 (1行)
・大学での課外活動で活動内容についてご記入ください。(200文字)
・大学時代に最も力を注いだ活動内容についてご記入ください。(200文字)
・活動内容の経験から、あなたが習得した強みをお答えください。(1行)
・今回、Job Trialに応募する理由について、お答えください。(200文字)
ES記入時に留意した点 文字数の指定が少なかったので、内容を簡潔にした。
「行動→困難→工夫→結果」の順に分かりやすく記述した。
結果連絡 数日後メールで

1次面接

社員の数・役職 1(部長クラス)
学生の数 3人
会場 本社
時間 45分程
進め方について教えて下さい。 ESに沿って聞かれて、その後答えた内容について深掘りされた。
最後の10分程度は逆質問。
どのような質問をされましたか? ・なぜインターンシップに参加したいのか?
・その中でもなぜマーケットか?
・マーケットのイメージは?
・自己売買と他人勘定の違いは知っている?
・学生時代に頑張った事は?
どのような雰囲気でおこなわれましたか? 面接官が常に笑顔を見せてくれたので、集団面接だったが皆、和やかな雰囲気でやり終えることが出来た。
所感・印象・その他について教えて下さい。 雰囲気は重くなく非常にライトな感じであった。
集団面接をした3人全員がインターンに参加し、また他の人も同じ集団面接をした全員がインターンに参加したと言っていた。
ESでふるい分けをされ、面接は確認程度ではないかと思う。
結果連絡 数日後メールで

Ⅲ. インターンの内容について

開催時期 2月頃
実施期間 2日間
会場 本社
報酬・交通費 なし
参加学生の在籍大学 早慶が多かった
課題の内容 2014年3月末の、10年物国債の金利を予想せよ
どのような進め方で行われましたか? ●1日目
まずはガイダンスと長期金利の説明から。
実際のグループワークは2日目からであり、そのワークに取り組むための準備日であった。
課題内容が長期金利の予想だったので、それに関連したマーケットのことを学んだ。
座学で4時間ほどマーケット(主に国債)の仕組みについて勉強をし、その日は終了した。
2日目は連続した日ではなく、1日目の数日後にあった。
それは1日目に勉強したことを元に、自分で3月末時点の長期金利を予測するための考案時間が必要だったからである。
その為の準備期間として、2日目を1日目から数日後に行ったのだと考える。
●2日目
実際のグループワークは2日目からである。
自分なりの課題の答えを、A4の紙1枚にまとめて提出した。
それを元にグループ分けを行っていた。
グループは課題の答えが似た者同士でまとめられていた。
(例えば長期金利0.55~0.60%を予測したグループ。0.60~0.65%を予測したグループなど)
グループの意見はほぼ共通しており、スムーズに議論を進めることができた。
答えは皆同じでも、その要因が様々あり、そこの折り合いをつけるという形であった。
数時間の話し合いの後に、1枚の紙にまとめ、他のグループの前で発表をしていった。
どのような雰囲気で行われましたか? 普段からマーケット情報を少しでも触れている人、もしくは事前準備をしっかり出来ている人でないと、議論に参加できないかもしれない。
1日目に座学で学ぶが、それだけでは不十分なので、しっかりと事前に情報収集をしなければグループワークの時に空気になってしまう。
参加している学生のレベルは高く、株式と金利の関係、為替と国債の関係、政策がどう国債価格に影響を与えるかなどは、知っていて当然の様な雰囲気だった。
良い議論をしたいのであれば、普段からマーケット情報に目を向けているか、事前準備をしっかりとすることをお勧めする。
このインターンはおそらく選考に関係はないので、(グループワーク中もあまり社員は周ってこない、メモしている様子はない)マーケットの面白さを体験するだけでも、良い経験の場だと思う。
メンターの有無
内定は出るか 出ない。本選考とは関係がないと思う。

Ⅳ. インターンについての感想

インターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?(200文字程度) エントリーシートの質だと思う。
上にも述べたが、集団面接の皆がインターンに参加しているというケースが、自分と他の人でも見られた。
エントリーシートである程度精査されて、面接は確認程度ではないかと思われる。
しかし、面接では自分の意見をしっかりと伝えられるように、ある程度の準備はしておいた方が良いと思う。
聞かれる質問はオーソドックスなものだったので、本選考の練習という気持ちで挑戦しても良いかもしれない。
インターン選考対策のため、どのような準備をしましたか?(200文字程度) 特別な準備はしていない。
エントリーシートを記載する前には、ある程度の情報を収集してから書いた。
会社のHPの新卒募集ページはもちろん、中途採用やIRも一読した。
また、日経新聞や業界地図では他行との差(強み・弱み)を常日頃から意識して見ていた。
インターンの選考は本選考ほどではないので、他社との違い、御社の特徴、仕事を肌身で感じたい、などの業界研究・会社研究的な理由で十分だと思う。
インターン中は、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?(300文字程度) このインターンシップで、マーケットの楽しさに気が付くことができた。
マーケットには答えが無く、自分の論理次第で、答えは無限通りある。
最後の発表でどのグループが正解の金利の値を当てるかは全く重要ではなく、そのロジックが全てであり、そこに価値が置かれ評価される。
同じ長期金利の値を考えるにしても、理財商品のデフォルト懸念を切り口にする人、アメリカの量的金融緩和の縮小を切り口にする人、ウクライナ状勢を切り口にする人など様々である。
そして同じ切り口でも、金利が上がると考える人もいれば下がると考える人もいる。
大切なのはそのロジックであり、そこにマーケットの楽しさを感じることが出来た。
大変有意義なインターンであった。
インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?(50文字程度) 昼ご飯の時に一緒にお弁当を食べた。
あとは主に学生とのコミュニケーションの方が多かった気がする。
インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください(200文字程度) 会社に対しての志望度は特に変わらなかった。
会社のディーリングルームを見学させていただく場面もあり、迫力があり、業界理解の手助けになった。
社員さんとの交流は特に多い方ではなかったので、あまり会社理解に繋がらなかった。
しかし、マーケットについて議論する楽しさや、思考する底深さを体感できるインターンシップであった。
このインターンシップ後にはマーケットに関わる仕事に就きたいという気持ちがますます強くなった。
インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?(50文字程度) 特にない。
三井住友信託はリクルーター制だが、辞退するまで複数回のリク面でインターンシップについて触れられたことは1回も無いし、その後にマーケットの人との特別な関係もなかった。
インターンにチャレンジする後輩へのアドバイスをお願いします。(150文字程度) 目標をしっかりと持ってインターンシップに参加すると良いと思います。
なにも学び取ろうとしないでいると、2日間が無駄になってしまいます。
目標は何であれ、1日を大切にしてPDCAサイクルを回し続けて下さい。
インターンシップの評価は本選考へあまり影響しないと思いますが、内定を得ることを目的にするのではなく、マーケットへの理解・興味を深められる有意義なインターンシップだと思います。