【16卒】SMBC日興証券:夏季实习选考

Ⅰ. 参加したインターン先について

社名 SMBC日興証券
部門名 投資銀行部門
選考時期 7月中旬〜8月上旬

Ⅱ. 選考について

選考ステップ

エントリーシート → 筆記試験 → グループディスカッション → 1次面接 → 2次面接

エントリーシート

質問項目 ①インターンシップ参加を志望する理由 (200字)
②自己PR (200字)
③日本の企業どれか一社に対して、経営戦略上のアドバイスをするとしたら、どのようなアドバイスをするか (300字)
ES記入時に留意した点 字数制限が他の企業と比べて厳しいので、「結論」→「その根拠」の順に、コンパクトにまとめて書くことを意識した。
経営戦略上のアドバイスに関しては、M&Aと絡めたアドバイスを記入した。
結果連絡 1週間以内に電話で合格連絡。面接の日時が伝えられた。

筆記試験

形式 GAB形式のWebテスト。
計数および言語で約60分。
試験の難易度や対策の必要性について教えて下さい。 特に言語で時間制限が厳しい。
他の投資銀行と同じなので、別段対策は不要と思われる。
結果連絡 1週間以内に電話で合格連絡。面接の日時が伝えられた。

グループディスカッション

課されたテーマ・お題 サッカー日本代表を強くするにはどうすれば良いか。
制限時間 30分
参加した学生の人数 5名
進め方・与えられた資料の有無などについて教えて下さい。 ・資料はとくに与えられず、役割等も決めなかった。
・ディスカッションした後、代表者1名が社員に発表。
・「強くする」の定義付け→現状の課題洗い出し→それに対する策を考える、の順で進行した。
結果連絡 4~5日後に電話で合格連絡。

1次面接

社員の数・役職 1名(アソシエイト)
学生の数 5名
会場 新丸の内ビル
時間 30分
進め方について教えて下さい。 一問一答形式。
時計回りor反時計回りの順に答える。
どのような質問をされましたか? ・自己紹介
・志望動機
・投資銀行はチームワークが大事だが、チームの中ではどのような役割が得意か?
・最近気になったニュースは?
どのような雰囲気でおこなわれましたか? 社員さんも終始にこやかで、和やかな雰囲気だった。
所感・印象・その他について教えて下さい。 深掘りされることはなく、各質問にきちんと答えられれば問題ないと思う。
最近気になったニュースでは、投資銀行に関連するM&Aのニュースを選んで話した。
結果連絡 4~5日後に電話で合格連絡。

2次面接

社員の数・役職 3名 (アソシエイト→VP→MD)
学生の数 1名
会場 新丸の内ビル
時間 30分×3
進め方について教えて下さい。 簡単に自己紹介をさせられた後、エントリーシートを見ながら面接官が一つ一つ質問。
どのような質問をされましたか? ・志望動機
・自己PR
・学生時代に頑張ったことは?(以降、深掘り)
・投資銀行はチームワークが大事だが、チームではどのような役割が得意?
・投資銀行以外にコンサルも志望しているようだが、投資銀行とコンサルの一番の違いは何だと思う?
・ニュースは見ているか?
・日経平均は今いくら?
・日経平均は今後どうなると思う?
・最近気になったニュースは?
・逆質問
どのような雰囲気でおこなわれましたか? どの方も和やかな雰囲気で、特にMDの方の面接は雑談のようにフランクだった。
VPの方は10分ほど、MDの方は20分近く逆質問の時間をとって下さり、様々な質問に答えてくれた。
所感・印象・その他について教えて下さい。 アソシエイト、VPの方は質問の答えのメモを逐一とっており、回答内容を評価している印象だった。
最近のニュースをチェックしているかどうかも聞かれたので、投資銀行に関わる大きなニュースや、日経平均などは押さえておいた方が良い。
MDの方は、質問の答えというよりも、人となりや雰囲気を見ている印象だった。
結果連絡 約一週間後に、電話で合格連絡。

Ⅲ. インターンの内容について

開催時期 8月下旬
実施期間 5日間
会場 新丸の内ビル
報酬・交通費 報酬なし。遠方からの学生は交通費とホテル支給。
参加学生の在籍大学 東大、京大、早慶大を中心に様々な大学。
課題の内容 1, 2日目は資本市場本部の仕事の理解。3~5日目はM&Aアドバイザリーのグループワーク。
どのような進め方で行われましたか? 6人ずつのチームに分かれる。
初日はSMBC日興証券・投資銀行に関する講義と、資本市場本部の仕事内容に関する講義と、個人ワーク。
債券発行の際の利率の設定の仕方などを学ぶ。
2日目は資本市場に関するグループワーク。
ある企業の資金調達をどのような形式で行うか、初日の講義をもとにグループ内で議論。
最後に社員さんに対してプレゼンテーション。
3~5日目はM&Aアドバイザリーのグループワーク。
3日目の午前中にバリュエーションに関する講義が行われた。
その後5日目昼まで、ある企業を対象にした大型M&Aの提案と、それに伴う資金調達方法の提案をグループで作成する。
5日目昼から、MDレベルの社員さんに向けてプレゼンテーションし、質疑応答。
どのような雰囲気で行われましたか? 他の投資銀行でのインターン経験をもつ学生が多く、スムーズにグループワークは進んだ。
私は初めての投資銀行インターンだったが、講義がとても充実していたので、ディスカッションにきちんとついていくことができた。
社員さんは終始巡回していて、学生の質問に逐一優しく答えてくださった。
メンターの有無 固定のメンターはないが、グループワーク中は様々な社員さんが終始巡回している。
内定は出るか 出ない。

Ⅳ. インターンについての感想

インターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?(200文字程度) 「投資銀行はチームワーク」と何度も選考の中で言われ、「チームの中であなたはどのような役割が多いか」を何度か聞かれた。
チームの中で、協調性をもって振る舞える人物かどうかを重視していたと思う。
団体スポーツなど、チームで動いた経験を思い出しておくべき。
それに加えて「最近気になったニュースは」など、時事に関する質問も多かった。
最近の経済の動向や、日経平均などの最低限の数値をきちんと把握しているかどうかも、重視されていたと思う。
インターン選考対策のため、どのような準備をしましたか?(200文字程度) 投資銀行の仕事に関する知識はほとんどなかったが、最近のIPOやM&Aのニュース、その背景の状況は把握しておいた。
「自分の中で気になったIPO、M&A案件1つずつ」に関しては語れるようにしておいた。
他の「志望動機」や「自己PR」の質問に関しては、特にこれといった対策はしなかったが、自分の中で文章をつくっておいて、面接で聞かれた時にスラスラと話せるようにはしておいた。
インターン中は、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?(300文字程度) 初日、3日目に行われた講義がとても充実しており、投資銀行、SMBC日興証券に関する理解がとても深まった。
M&Aに関わることだけでなく、資金調達の際の債券の利率の設定の仕方や、株式の発行の概要のことまで、幅広く教えて下さった。
他の投資銀行のインターンと比べても、講義の丁寧さは群を抜いていると思う。
その後のグループワークでも、教わった知識を活用することで、金融の知識がもともと無くても特に支障はなかった。
グループワークでは、お題がM&Aの大型案件の提案だったこともあり、投資銀行の仕事のスケールの大きさを感じる事ができた。
また、社員さんとお話する機会も非常に多く、全体を通して、SMBC日興証券独特の穏やかで自由な雰囲気を感じることが多かった。
インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?(50文字程度) 毎日昼食は社員さんと一緒で、2日目と5日目の夜には立食パーティーがある。
また、グループワーク中も社員さんが巡回している。
インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください(200文字程度) インターンを経て、志望度は上がった。
M&A提案や資金調達という、投資銀行の仕事内容のスケールの大きさがとても魅力的だった。
エクセルを使って様々な数字を導きつつ作業するのが、理系の自分には向いていると思った。
また、SMBC日興証券の自由な雰囲気もとても魅力的で、立食パーティー時はMDクラスの方々も気さくに様々な話をしてくださった。
外資系の投資銀行とはまた違う良さがあると思う。
インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?(50文字程度) グループワークを一緒にしたインターン仲間とは、今でも様々な情報交換をするなど連絡を取り合っている。
インターンにチャレンジする後輩へのアドバイスをお願いします。(150文字程度) SMBC日興証券のインターンは、講義が非常に充実しているので、投資銀行に関心がある学生には特におすすめしたい。
投資銀行というと外資系の会社をまず目指したくなることが多いと思うし、自分もそうだったが、このインターンを経て考えが大きく変わった。
少しでも関心をもった会社のインターンには、是非参加して、現場の雰囲気を感じてみてほしいと思う。