Ⅰ. 参加したインターン先について
社名 | バークレイズ |
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部門名 | 株式調査部 |
選考時期 | 6月下旬~7月中旬 |
Ⅱ. 選考について
選考ステップ
エントリーシート → 1次面接 → グループディスカッション → 筆記試験 |
エントリーシート
質問項目 | 「株式調査部サマーインサイトプログラムへの応募理由を教えてください。」 300 文字以内 |
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ES記入時に留意した点 | 結論→背景→自分の考え→結論 この順で書くことを心がけ、論理の飛躍がないよう留意した。 |
結果連絡 | 締め切り後1週間ほど |
1次面接
社員の数・役職 | 2人 シニアとジュニアのアナリストが1人ずつ |
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学生の数 | 5~6人 |
会場 | 六本木ヒルズ |
時間 | 1時間程度 |
進め方について教えて下さい。 | 各自簡単な計算問題(2分で40問程度)→その後集団面接。 |
どのような質問をされましたか? | ・簡単な自己紹介 ・株式調査部の志望動機 ・学生時代力を入れたこと ・好きな会社を一つ上げてその理由を説明(この質問のみ英語) |
どのような雰囲気でおこなわれましたか? | 雰囲気は終始和やかで、圧迫感は全くない。 面接官の方の笑顔が印象的。 |
所感・印象・その他について教えて下さい。 | 地頭の良さも見ているとは思うが、それよりもキャラクターを重視している印象。 話を掘り下げられる学生とそうでない学生がはっきり分かれており、それが合否ともある程度関連している気がした。 また、英語の質問があるかどうかは社員の方の裁量に因るらしいと、後から知った。 |
結果連絡 | 4日後にマイページにて |
グループディスカッション
課されたテーマ・お題 | 大学が優秀な学生を輩出するにはどうすればよいか |
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制限時間 | 20分 |
参加した学生の人数 | 6人 |
進め方・与えられた資料の有無などについて教えて下さい。 | 上記の一次面接と同時に実施。 特に配布資料や個人思考の時間は与えられず、進め方などは全て学生に委ねられる。 20分のディスカッションの後に、代表して1人が簡単に社員に結論を報告する。 その後いくつか簡単な質問が入り、答えられる学生が答える形。 社員の方は非常に気さくで、GD後のコメントで笑いを誘う場面もあった。 |
結果連絡 | 4日後マイページにて |
筆記試験
形式 | 2分40問。 四則演算や+-×÷の穴埋め問題を、ひたすら早く解く。 |
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試験の難易度や対策の必要性について教えて下さい。 | 対策は全く必要ない。 足切り用の筆記だが、ここで落ちるならそもそも外銀には全く適性がないと思われる。 |
結果連絡 | 4日後マイページにて |
Ⅲ. インターンの内容について
開催時期 | 8月上旬 |
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実施期間 | 3日間 |
会場 | 六本木ヒルズオフィス |
報酬・交通費 | なし |
参加学生の在籍大学 | 東大・京大・慶應・早稲田・高校生1名 |
課題の内容 | 2つの会社を比較し、5年後の営業利益成長率はどちらが上かを決め、最終日に発表。社員が順位付けをする。 |
どのような進め方で行われましたか? | 事前に課題図書として、財務諸表の読み方に関する本が読むよう指示される。 実際のワークにそこまで反映されていたかは疑問。 4~5人×5グループで、各グループ毎に与えられるお題は異なる。 適宜周って来た社員に、質問も可能。 ランチは、最終日以外は社員の方と一緒にとる。 ワークの合間に社員の方の講演が毎日あったり、財務諸表を見てどの会社かを当てるゲームなどが行われる。 こういう場で質問をした学生は、露骨に褒められていた。 また、リサーチとセールスの方が行う朝会に参加できる。(2回あり、日本語と英語が各1回) 最終日の発表で優勝チームには景品あり。 会社の外で作業をするかどうかは、グループによって大きくばらついていた印象。 遅くまで作業していたグループほどプレゼンの順位がイマイチだった。 |
どのような雰囲気で行われましたか? | 社員は基本的にフレンドリー。 学生は頭のキレよりもキャラ重視で選ばれている印象。 経済学部か理系修士がほとんど。 財務諸表上の見方を知っている人などが班ごとに偏らないように、事前にアンケートが取られた上でグループ分けされる。 事前知識面での心配はあまりないと思われる。 |
メンターの有無 | なし |
内定は出るか | 優秀と判断された学生には長期インターンのオファーが出る。 |
Ⅳ. インターンについての感想
インターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?(200文字程度) | 社員の方にいかに面白いやつだと思わせるかが重要。 多少ロジックに破綻があったりしても、印象が良ければそれで通るので、何か一つでも人と違うエピソードを用意しておくことをお勧めする。 事前にリサーチの仕事に関する知識がそこまで必要だとは思わないし、他の学生が言っていることの良いところを足し合わせて志望動機を述べる程度で、乗り切れるように思う。 また、最初の計算筆記に関しては足切りに使われる程度のもので、足切りライン自体もそこまで高くはないので対策などは不要。 |
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インターン選考対策のため、どのような準備をしましたか?(200文字程度) | 特に対策はなし。 志望動機についても、「何も知らないからこそインターンに参加したいです」と素直に言うことにしていた。 ただ、学生時代に頑張ったことなど、どこでも聞かれるようなオーソドックスな質問については、予め回答を考えておくべき。 グループディスカッションや面接はまだ慣れていない学生が殆どだと思うので、過度に緊張する必要もない。 ましてや慣れる以上の有効な対策があるとは思えないので、場数を踏むことが肝要かと。 |
インターン中は、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?(300文字程度) | 本来は個人で行うアナリストの仕事をグループでやるので、その意味において実際の業務を体感しているとは言い難い面があるのは否めない。 しかし、グループワーク以外のコンテンツも充実しているので、仕事に対するイメージは掴みやすいと思う。 特にアナリストとセールスの朝会については、実際の業務を見学させてもらえるので、しっかり目覚めた状態で参加すべき。 朝早いからか途中で寝ている学生もちらほらいたが、非常にもったいない気がした。 また、会社によってアナリストとセールスの力関係の違いが露骨にある等、ある種の裏話のような部分まで話してくれる社員が多かったので、非常に役に立った。 |
インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?(50文字程度) | ランチやパネルディスカッション、最終日の懇親会はもちろん、朝会を通して実際の業務を見ることができるので、充分交流の機会はある。 |
インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください(200文字程度) | 志望度は下がった。 リサーチアナリストは株価が上がるか下がるかを予測し、その考えを売り込むのが仕事だが、実際のマーケットには株価の変動要因が無数にあり、その中でただひたすらに予想を続けることの虚しさや薄っぺらさを感じてしまったのが正直なところであった。 しかし一方でアナリストの方は多様なバックグラウンドをお持ちの面白い方が多いことに加え、おそらく他社の株式調査部と比べても非常に明るい雰囲気があるように思われたので、アナリスト志望の学生は是非参加してみることをお勧めする。 |
インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?(50文字程度) | 特になし。 |
インターンにチャレンジする後輩へのアドバイスをお願いします。(150文字程度) | リサーチのインターンを開催している銀行自体が非常に限られているので、幅広い部門に興味を持っている学生は応募するといいと思います。 また、キャラの濃い学生が他のインターンと比べても多いと感じたので、その点でも刺激は得られると思います。 恐らく参加している学生の内、本当にアナリストを志望している学生はほんの一握りなので、気兼ねすることなく応募すべきだと思います。 |