Ⅰ. 参加したインターン先について
社名 | J.P.モルガン |
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部門名 | 投資銀行部門 |
選考時期 | 7月上旬〜7月下旬 |
Ⅱ. 選考について
選考ステップ
エントリーシート → 1次面接 |
エントリーシート
質問項目 | ・志望動機(400文字) ・自己PR(400文字) ・失敗や挫折・およびそれらの経験から学んだこと(英語・800 文字) |
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ES記入時に留意した点 | 自己PRには、業界に入ってから役立ちそうな強みを選んで書いた。 |
結果連絡 | 数日後、メールにて。 |
1次面接
社員の数・役職 | 6人(2×3回) |
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学生の数 | 4人 |
会場 | 本社 |
時間 | 20分×3 |
進め方について教えて下さい。 | 挙手制。 最初に手を挙げないと回答させてもらえないわけではなく、必ず順番は回って来た。 |
どのような質問をされましたか? | ・自己紹介 ・志望動機 ・最近のニュース ・最近のM&A案件 |
どのような雰囲気でおこなわれましたか? | 和やかな雰囲気だが、結構突っ込まれる。 自分の考えを問われる質問が多かった。 |
所感・印象・その他について教えて下さい。 | 面接2回とグループディスカッションが同日に行われる。 日本語面接と英語面接では基本的に同じ質問をされた。 グループディスカッションでは発言量よりも発言の質が重視されていた気がする。 |
結果連絡 | 5日以内。メールにて。 |
Ⅲ. インターンの内容について
開催時期 | 8月上旬 |
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実施期間 | 3日間 |
会場 | 本社 |
報酬・交通費 | なし |
参加学生の在籍大学 | 東京大学、一橋大学、慶應大学、早稲田大学 |
課題の内容 | 特定の企業に対するM&Aの提案 |
どのような進め方で行われましたか? | 4人×4グループ。 初日はバリュエーションに関する講義があり、それが終わるとすぐに課題に取り組み始める。 そこから最終日のプレゼンまではひたすら作業。 会社を出た後も終電まで集まって、課題に取り組んでいた。 1グループに1人社員の方がメンターとしてついてくれ、課題の進捗具合や質問があれば回答してくれる。 最終日にはプレゼンテーションがあり、全員が担当する事を義務付けられていない為、グループの中の数人がプレゼンテーションを担当している班もあった。 優勝したチームには景品が贈呈されていた。 ディナーに誘われるのは優勝したチームというわけではなく、ワーク中やプレゼンテーションの評価に基づいて選出される。 |
どのような雰囲気で行われましたか? | 社員の方々は非常に優しく、全体的に和やかな雰囲気だった。 合計10人以上の社員の方に会う事が出来た。 ただ、どの社員さんも学生のリストを持っており、途中経過や自分の課題に対する意見を聞いて、その際の質問を書き込んだりしている。 その為、評価されているという事を強く意識させられ、終始緊張感はあった。 業界に対する知識をすでに持っている学生が多く、事前勉強をせずに参加すると財務に関しては全く関われなかったり、結果的に損をする。 また、他社と比較してもインターン生の質が非常に高かった。 |
メンターの有無 | 有 |
内定は出るか | 出ない(ディナーに呼ばれる学生が数名) |
Ⅳ. インターンについての感想
インターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?(200文字程度) | 業界を知りたいという意欲と、論理的な思考が出来るかを試されていたと思う。 業界の知識が全くない学生もちらほら居たが、基本的には事前に学習をしてきた学生が高く評価されているようだった。 また、英語面接における質問内容が金融に関する内容である事から、英語をとても重視しているのだと感じた。 思考力や英語力に加え、人柄を重視していたと思う。 体育会系というよりも、おっとりしている人がインターン参加者にも社員の方々にも多かった。 |
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インターン選考対策のため、どのような準備をしましたか?(200文字程度) | 自分が興味を持った最近のニュースと、M&A案件だけは準備して行った。 しかし、英語面接がある事を想定していなかった為、事前にどのように受け答えをするか対策するべきであったと思う。 業界や企業に関しては全く知識のないまま面接に挑んだが、知識を問うような質問は特になかった。 ただ、インターンの最中に自分の知識不足が露呈し困る場面があった為、文献を読んで最低限の知識は入れておくべきだったと思う。 |
インターン中は、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?(300文字程度) | 投資銀行部門が、どのような業務を行う部門なのかさえ理解していなかった為、様々な事を学べた。 これまでJ.P.モルガンが取り扱って来たM&A案件や、外資系と日系の違い、バリュエーションに関する基礎知識など、真新しい内容ばかりでとても新鮮だった。 また、外資系企業特有のものかも知れないが、学生に積極性を求めている気がした。 積極性だけでなく、発言の質も重視されているのだと感じた。 これまで様々なインターンに参加して来たが、このインターンに参加していた学生の質が一番高かったと思う。 選考の過程で人柄も見ているのかもしれないが、基本的に柔らかい性格の人が多く、どのグループも楽しそうに課題に取り組んでいた。 |
インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?(50文字程度) | 交流の機会は非常に多く設けられていた。 合計して10人以上の社員さんと会う事が出来た。 |
インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください(200文字程度) | インターンに参加した事で、この業界に対する志望度が急激に増した。 投資銀行部門の業務に楽しさを見出し、激務だと言われているが、この仕事なら睡眠時間を削ってでも楽しんで働く事が出来ると思った。 これに加え、社員さんに会う機会がとても多く設けられており、会社の雰囲気を知る事が出来た為、本当に自分の性格に向いているか考えられた。 社員さんも尊敬出来る方ばかりで、このような恵まれた環境で仕事がしたいと思うようになった。 |
インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?(50文字程度) | 同じタームのインターン生とは、他社のインターンで一緒になる事も多く、交流は続いている。 |
インターンにチャレンジする後輩へのアドバイスをお願いします。(150文字程度) | J.P.モルガンの選考における難関は、英語面接だと思う。 本選考の最終まで英語面接のない企業も多いが、この会社ではインターンの面接段階から英語で質問される。 その為、苦手な人は事前にしっかり対策をしていかないと撃沈する。 また、おっとりした性格の人が多いと前述したが、積極性は求められている為、能動的になる事が重要だと思う。 |