Ⅰ. 参加したインターン先について
社名 | 三菱総合研究所 |
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部門名 | 三菱総合研究所 |
選考時期 | 6月上旬 |
Ⅱ. 選考について
選考ステップ
エントリーシート → 1次面接 |
エントリーシート
質問項目 | ・自分の専門分野について説明 (500字以内) ・インターンシップで取り組んでみたいテーマがあるか (200字以内) ・自己PR、インターンシップに期待すること (500字以内) |
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ES記入時に留意した点 | ・専門分野については、誰が読んでも分かりやすく、かつ論理的な記述を心がけた。 ・インターンシップで取り組んでみたいテーマについては、会社の行っている業務と重なるよう心がけた。 ・自己PRやインターンシップに期待することについては、コンサルで必要とされる能力と自分の強みが、一致するような記述に心がけた。 |
結果連絡 | エントリー締切後3週間後にメールでの連絡 |
1次面接
社員の数・役職 | 現役のコンサルタントが4人ほど。 |
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学生の数 | 6人 |
会場 | 本社 |
時間 | 90分ほど |
進め方について教えて下さい。 | 書類選考に通過すると、面接前に「カメラメーカー」、または「食品スーパー」の中から企業を1つ選択する。 その企業の課題を解決する案を考える資料(A4,1枚表のみ)を作り、当日にプレゼンを行うというもの。 資料作成期間はおよそ5日間。 軽い自己紹介の後に、3分で事前に作った資料を元にプレゼンを行う。 (資料は事前にメールで送り、当日参加者全員に黒白印刷で配布される。) その後社員からの質問に答えるという形式。 面接終了後、選考に関係なく、質問の時間が20分ほど設けられている。 |
どのような質問をされましたか? | ・資料に記載されている、この数値に意味はあるのか。 ・案を実行するにあたって、具体的にどのようなアクションを起こしていくべきか。 ・他の企業と提携するという案であれば、互いにメリットになっているか、など。 |
どのような雰囲気でおこなわれましたか? | 終始和やかな雰囲気で行われた。 |
所感・印象・その他について教えて下さい。 | 面接が始まる前から和やかな雰囲気で、緊張もあまりしない感じであった。 ただ、その雰囲気に飲まれ、グダグダなプレゼンや説明にならないように気をつけた。 |
結果連絡 | およそ2週間後に電話での連絡。 |
Ⅲ. インターンの内容について
開催時期 | 8月下旬〜9月上旬 |
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実施期間 | 5日間 |
会場 | 本社 |
報酬・交通費 | 時給900円、遠方からは交通費のみ支給される。宿泊費はなし。 |
参加学生の在籍大学 | 東京大学、九州大学、一橋大学、慶応義塾大学 |
課題の内容 | 「ある企業の成長戦略および5年後、その企業がどうあるべきか」について戦略を考える。 |
どのような進め方で行われましたか? | 4人1チームのグループワークで進めていく。 チームは事前に振り分けられており、1日交代でリーダーを決め、進めるよう指示が出される。 学生は全体で8人で、2チームに別れた。 私の所属したチームでは、グループでのディスカッションをしてから、個人ワークの繰り返しで進めた。 勤務時間が定められており、残業をすることは許されないため、帰宅後も作業を行ったり、現地調査を自主的に行った。 特別な指示は出されず、資料集めから全て自分たちで行うことになる。 プレゼンを行うにあったっての1日で進める量の目安や、3C、SWOTといった分析方法についての資料が配布される。 ただそれについての具体的な説明はなく、必要に応じて使ってくださいというだけであった。 (売上を〜年後に〜億円増加させてくださいといった、具体的な事について資料が配られ、簡単に説明される。) 1日の最後に30分ほど社員に進捗報告を行い、フィードバックを受ける。 また3日目にはより多くのメンターに中間報告を行い、フィードバックを受ける。 中間報告では別のチームの発表も聞けた。 進捗報告以外の時間も、自由にメンターに質問や意見をもらうことができた。 最終日に15人ほどの社員(メンター以外の社員も含む)に対して、プレゼン・質疑応答を30分ほど行い、フィードバックを受ける。 |
どのような雰囲気で行われましたか? | 現役のコンサルタントが働くフロアに、自分たちの机やパソコンが与えられる。 まさに社員と同等の環境で仕事をすることになる。 自由に議論や休憩ができるフロアがあるので、そこでホワイトボードなども使いながら業務を進めていった。 事前課題やコンサルの進め方については知らなくても良いが、知っておくと個人ワークを行う時に、効率的に進められるので勉強しておくと良いかもしれない。 学生は財務情報やその他の資料に基づいた数学の計算に強く、どの資料を読み取れば何が分かるかといった事に、長けてる人が多い印象を受けた。 参加した学生、及び社員は皆、フレンドリーな感じで和やかであった。 |
メンターの有無 | 全体で10人ほどいる。 |
内定は出るか | 本選考とは無関係。 |
Ⅳ. インターンについての感想
インターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?(200文字程度) | エントリーシートのみで面接まで進めるかが決まるため、エントリーシートではコンサルティング部門で自分が何を得たいのか、なぜコンサルティングなのかをアピールすることが重要だと感じました。 面接ではプレゼン内容ももちろん重要ですが、それ以上に、社員の方に一緒に働きたいと思わせることが、一番大切だと社員の方と話して感じました。 自分の事を話す時間は非常に短いので、自己紹介等はよく練っておく必要があると思いました。 |
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インターン選考対策のため、どのような準備をしましたか?(200文字程度) | 特に対策はしていないが、コンサルティング以外にどのような業務を行っている企業であるかなどは調べておきました。 今回は企業を選択し、解決策を提案するというものだったので、ロジックツリーやSWOT分析などコンサルティングで用いられる代表的な分析方法を軽くで良いので学んでおくと、選考のプレゼンでも少しは有利になると思います。 プレゼンの練習は他の人に見てもらい、ツッコミを入れてもらうといった練習をしておくと良いと思います。 |
インターン中は、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?(300文字程度) | 限られた時間の中でどれだけ良い提案ができるかについて、何の目的でその資料を見るのかや、仮定や検討の仕方について、気をつけなければならないことなど多く知ることが出来ました。 社員の方はフレンドリーで、昼食の時間などになぜこの会社に入ろうと思ったのか、大学で何を専攻していたか、普段の業務スタイルや生活面、今後のキャリアについて、ありのままを聞くことができました。 また、社員の方の殆どが大学院卒で、理系の方が多い印象でした。 インターンに来ていた学生の専攻も多岐にわたり、好奇心旺盛な人ばかりで、一緒に業務を行っていて非常に楽しいと感じました。 大学院生だけでなく、学部生も数人いました。 学生は作業効率がよく、いわゆる”スペック”が非常に高い人が多かったです。 業務を進めるにあたっては、グループ内で出来るだけ情報を共有しあい、議論が発散して目的を見失わないように進めることが、非常に難しかったです。 |
インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?(50文字程度) | 一日中、自分たちがコミュニケーション取りたい時にいつでも社員に質問してもよく、常に交流していました。 昼食も一緒に取るため、色んな事を聞くことができました。 |
インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください(200文字程度) | この業界への志望度は、格段に上がった。 以前からコンサルの楽しさや、大変さなどは理解していたつもりでした。 やはり現場で、特にこの会社の雰囲気の中で業務を体験することで、複雑な要因が絡む中から本質的なものを取り出す思考過程や、新たな発見があるということが、改めて面白く感じました。 また、企業の経営者に提案するということで、大きな達成感も得られるという事を社員とコミュニケーションを通じて身に染みて感じました。 |
インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?(50文字程度) | インターン後、社員との交流は特にありません。 ただOB訪問や疑問に感じたことなど、連絡をすれば対応してくれます。 また、インターン仲間とは連絡先を交換し、情報交換などは行っています。 |
インターンにチャレンジする後輩へのアドバイスをお願いします。(150文字程度) | この会社のインターンに採用される人数は多いとはいえず、参加した人もハイスペックな人たちばかりです。 ただハイスペックというだけではなく、一緒に働きたいと思えるような社会性や人間性を兼ね備えた学生ばかりでした。 社員の方もそのような方が多く、普通イメージする”ギラギラ”した感じとは全く違っていると思うので、良い刺激になると思います。 頑張ってください。 |