Ⅰ. 参加したインターン先について
社名 | ベイン・アンド・カンパニー |
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部門名 | 特になし |
選考時期 | 10月中旬〜11月上旬 |
Ⅱ. 選考について
選考ステップ
エントリーシート → 筆記試験 → 1次面接 → 2次面接 |
エントリーシート
質問項目 | ・あなたが目標として思い描く5年後の御自身の姿、及びそれを実現する過程で、戦略コンサルティングに興味を持ち志望した理由を教えてください。 (200文字以内) ・あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成果を出された経験を説明してください。 (200文字以内) |
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ES記入時に留意した点 | アップオアアウトの企業なので、安定志向ととられるような事は書かないように留意した。 エピソードに関しては正直に書くようにした。 |
結果連絡 | 締め切り翌日にメールで連絡が来た。 |
筆記試験
形式 | 場所は本社近くのビルだった。 マークシート式で、論理や計算の問題が3つのセグメントに分かれていて、それぞれ10問ずつあった。 時間は30分程度だった。 また、同時に自宅で受験可能なオンラインテストも課された。 12分で、知能テストのようなものだった。 |
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試験の難易度や対策の必要性について教えて下さい。 | 筆記試験は難易度は低いが、倍率が高いため、苦手な人は対策の必要がある。 集合などの基本的な論理学は身につけている必要がある。 |
結果連絡 | 4日後、企業のマイページのメッセージBOXに来た。 |
1次面接
社員の数・役職 | 1人 |
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学生の数 | 1人 |
会場 | 本社 |
時間 | 1時間程 |
進め方について教えて下さい。 | ケース課題を出され、面接官と議論しながら解く。 |
どのような質問をされましたか? | 「あなたの親戚のおじさんは、地元のスーパーを経営している。この頃、中食産業が伸びているというニュースを聞いたが、彼の店ではお惣菜の売上は伸びていない。何故か?また、どうすべきか?」 「まずは、中食産業の市場規模を5分程度で推定せよ」 「そもそも、何故中食産業が伸びているのか考えよ」など。 |
どのような雰囲気でおこなわれましたか? | かなり和やかな雰囲気であった。 |
所感・印象・その他について教えて下さい。 | 所々でヒントや誘導が与えられる。 また、終わり際にフィードバックしてもらえた。 |
結果連絡 | ここでの結果連絡は無く、この後すぐ2次面接に移行する。 |
2次面接
社員の数・役職 | 1人 |
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学生の数 | 1人 |
会場 | 本社 |
時間 | 30分程 |
進め方について教えて下さい。 | ケース課題を出され、5分ほど考える時間を与えられた後、質問に答えていく。 |
どのような質問をされましたか? | 「近年清涼飲料市場の成長は横ばいであるが、おーいお茶、カルピス、BOSSだけは売上が上がり続けている。何故か?」という課題を出された。 また、最後にこちらからの質問を求められた。 |
どのような雰囲気でおこなわれましたか? | 淡々と進められた。 |
所感・印象・その他について教えて下さい。 | 特にヒントや誘導は無かった。 |
結果連絡 | 2日後、電話で連絡が来た。 |
Ⅲ. インターンの内容について
開催時期 | 11月下旬 |
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実施期間 | 3日間 |
会場 | 本社 |
報酬・交通費 | 交通費支給 |
参加学生の在籍大学 | 東京大学、慶応義塾大学、一橋大学、早稲田大学、青山大学 |
課題の内容 | 今後5年間でファミリーマートの利益を最大化する方向性を示す。PowerPointでスライドをつくり、3日目にプレゼン。 |
どのような進め方で行われましたか? | 5人×3チームで行う。 各自にPCが貸与され、IR情報や財務諸表の他、新聞記事などの基本的な情報が与えられる。 SVがチームに2人ずつ付き、頻繁にアップデートを行う。 講義が計2回あり、その内容も適宜参考にする。 チーム間の勝敗は付けない。 スケジュールは以下のようだった。 1日目:午前中にイントロ、チーム分け、講義。 ランチの後、課題発表。 午後はチームルームでワーク。 2日目:午前中は講義、午後はワーク。 途中でSVと面談、英会話レベルチェック。 3日目:ワークの後、夕方プレゼン。 フィードバックの後、ディナー。 チーム分けについては、明言はされなかったが、恐らく文理や男女が均等に配置されるようになっていたと思われる。 スケジュールは密に組まれていて、講義、座談会、面接などが随時挟まってくる。 講義では戦略コンサルのフレームワークと、それが実際に成功した事例が紹介される。 社員との座談会はフリートーク形式で行われ、選考とは無関係であることが強調された。 1日目は20時、2日目は22時で退社だった為、時間外で班員がそろって活動する余裕はあまり無い。 一応、各自で調べ物は多少行った。 チーム内でのモジュール分けについて、メンターからも何度か訊かれた為、うまく役割分担をして能率的に動けているか、という面も問われていると感じた。 |
どのような雰囲気で行われましたか? | 基本的に社員の方は皆気さくだったので、それほど緊張せずに済む雰囲気であった。 自由時間は意外に少なく、常にタイムリミットまでにアウトプットを出すことへの意識が求められると思う。 実際、答えには早めに見当をつけて、決め打ちで議論を進めることが重要だと言われた。 アップデートの時間がふんだんに取られているため、恐らくそこでどうアピールするかが重要になる。 |
メンターの有無 | 1チームに2人ずつ付く。 |
内定は出るか | 直接は出ない。インターンシップを通過した人のみ、面接に呼ばれる。 |
Ⅳ. インターンについての感想
インターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?(200文字程度) | ケース面接はあまり出来た気がしなかったので、ソリューションよりもそれまでのプロセスを見られている気がした。 課題は身近なものだったので、恐らくそこまで前提知識は問われておらず、一消費者としてのリアルな視点が求められているのではないかと思った。 正直、面接を受けた後の感覚としてあまり明快な答えを出せた感じはしなかったので、解答よりもアプローチや物腰を見られているのではないかと思う。 |
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インターン選考対策のため、どのような準備をしましたか?(200文字程度) | 外資就活ドットコムに掲載されている記事を読んだ。 また、企業の公式ホームページに面接で見られるポイントが詳しく載っているので、参考にした。 擬似的にケース面接対策が出来るようにもなっているので、それを使った練習もした。 特に、フレームワークの知識は前提として必須なので忘れないようにした。 ただし、実際のケース面接では、時間的な制約もある上、活用できる情報量も少ないため、なかなか練習と同じようにはいかない面があると思われる。 |
インターン中は、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?(300文字程度) | 社員の方々と交流する時間が度々とられていたので、多くの人の話を聞くことが出来た。 また、中途採用の人も多いので、他社についての話も色々聞いて参考に出来た。 チームについては、なるべく多様なバックグラウンドの学生の組み合わせになるようにされているらしく、それぞれの持ち味を活かしながら目標を共有出来るかどうかが試されていると思う。 座学のセッションである程度のフレームワークは勉強する事ができるが、ケースワークのプレゼンテーションの時には、「消費者としての視点を大事にしろ」と何度も言われた。 数字などのデータをただ分析するだけでなく、より現実味のあるソリューションが求められていると思った。 |
インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?(50文字程度) | 交流セッションがふんだんにとられていたので、十分に交流することが出来た。 仕事とあまり関係のないような話でも快く答えてもらえた。 |
インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください(200文字程度) | ケースワーク全般に言えることかもしれないが、時間的な制約や知識や理解の不足によって、あまり実になるディスカッションは出来なかった。 実際、限られた時間で全ての情報について検討する事は出来ないので、「answer firstで仕事をするように」言われた。 また、オフィスには海外で育った方が多く、楽しそうではあったが雰囲気が自分には合わないような気がしたので、志望度は若干下がった。 |
インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?(50文字程度) | その後のB面接に呼ばれなかったので、社員との交流は無い。 チームメイトとは就職活動について、少し連絡を取り合っている。 |
インターンにチャレンジする後輩へのアドバイスをお願いします。(150文字程度) | 多くのコンテンツが盛り込まれているので、とても充実した3日間になると思います。 プログラムはかなり面倒見の良い構成になっていて、社員から多くの話を聞く機会があるので、積極的に活用していって下さい。 ケースワークについて、メンターからも的確なアドバイスをもらえるので、素直に従った方がバリューを出しやすいと思います。 |