Ⅰ. 参加したインターン先について
社名 | ローランド・ベルガー |
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部門名 | 戦略コンサル部門 |
選考時期 | 6月下旬~7月上旬 |
Ⅱ. 選考について
選考ステップ
エントリーシート → 筆記試験 → グループディスカッション |
エントリーシート
質問項目 | (1)当社のOne-dayインターンシップに参加したいと思った理由を教えてください。(100~400文字) (2)2013年に日本では初めて年間訪日外国人数が1,000万人を突破しましたが、政府は2020年に向けてその数を2,000万人に倍増する目標を掲げています。 この目標を達成する上で、政府・民間を問わず、どのような施策が必要となるか、考えてください。 なお、施策案は1つのみとし、その施策がどの程度の訪日外国人数の増加に繋がるのかの概算も併せておこなってください。(100~1000文字) |
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ES記入時に留意した点 | 質問1に関しては、理由だけでなく、インターンを通してどんなことを学びたいか記入するよう心がけた。 質問2に関しては、結論となる施策を冒頭に持ってきた後で、どうしてその施策に至ったか、ボトルネックとなる背景、それを改善するための策としての施策。 それによってどの程度改善が見込めるかの概算の根拠を、訪日外国人数を因数分解した式の形で提示することで示した。 数字が必要とされていたので、フェルミ推定を意識して書いた。 |
結果連絡 | Webテストとセットで提出した約1週間後、メールで |
筆記試験
形式 | Webテスト。 いわゆるTG-Webといわれる難易度の高い問題が出題される形式。 英語、非言語、言語がある。 英語は、英文を10分で2題ずつ読み、質問に対して一番適当なものを選択肢から選ぶ。 非言語は18分で9問の、中学受験のようなパズル系やロジカルシンキング問題。 言語は12分で数個の文章を読み、空欄に入る適当な文章を選択する形式。 |
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試験の難易度や対策の必要性について教えて下さい。 | 試験の難易度は高い。 他の形式が時間との戦いメインになるのに対して、この形式は難易度そのものが高いので、参考書で対策することを強く勧める。 さらに、ローランドベルガーは他社に比べて締め切りが早く、ウェブテスト慣れしていないということも重なるので、対策は必須。 |
結果連絡 | ESとセットで提出した約1週間後、メールで |
グループディスカッション
課されたテーマ・お題 | ヤクルトの売り上げを5年で1.5倍にせよ |
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制限時間 | 30分 |
参加した学生の人数 | 5人 |
進め方・与えられた資料の有無などについて教えて下さい。 | ヤクルトの売上の現状に関する資料(事業構成など)が1枚配られ、各自それを手元に議論。 読み込み時間などは特に与えられず。 初めに、ヤクルトが「どんな顧客に」「どのような価値を届けているか」に注目した上で議論せよとの指定あり。 さらに終了後、代表者1名が簡単に発表するようにも予めアナウンスあり。 議論中はホワイトボード使用可なので、おのずとリーダーが決まりホワイトボードに意見をまとめていく形で進行。 社員は2名ついており、口出しは一切ない。 資料も与えられ、お題が本格的な割には制限時間が短いので、端的にクリティカルな発言を心がけた。 発表後にフィードバックあり。 |
結果連絡 | 約1週間後、メールで |
Ⅲ. インターンの内容について
開催時期 | 8月上旬 |
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実施期間 | 1日間 |
会場 | 六本木オフィス |
報酬・交通費 | なし |
参加学生の在籍大学 | 東大、京大、慶応大、早稲田大、東工大、一橋大 |
課題の内容 | 任天堂の売り上げを1年以内に伸ばすには |
どのような進め方で行われましたか? | チームは予め決められており、4~5人×6班。 各班に一人ずつメンターがつく。 初めに、各メンターの紹介とローランドベルガーについての会社説明的なものが1時間ほどあり、その後課題が発表され、作業開始。 資料として、任天堂の決算短信や事業内容資料が各班に配布される。 この資料は明らかに過多なので、情報の取捨選択能力が試される。 作業中は、ランチ含め常にメンターがついているので、議論や貢献がすべて評価されていると思う。 ただしメモを取るなど、そのような感じは感じさせなかった。 インターン最後に、各班で10分程度で発表。 それに向けて、5時間ほどの作業時間で、発表ポスター(手書き)も終わらせる必要がある。 発表の分担などは自由。 必ず全員話せという縛りはなく、発表者だったかどうかは重要視されていなかった模様。 お互いに学生同士で質疑応答してよく、この時に挙手した学生はメンターとは別に、人事にメモを取られていた。 全ての班が終了後、順位が決められる。 1位のみが発表され、賞品のレポートパッドカバーが贈呈される。 |
どのような雰囲気で行われましたか? | 和やかな雰囲気。 1dayであることもあってか、皆それほど緊張しておらず、メンターの方も終始ざっくばらんな態度で接して下さった。 ただし、これはインターン最後で一変する。 というのも、コンサルではよくあることだが、「インターンが夏内定に直結している」ということだ。 ローランドベルガーの場合、表に出ていて応募ができるインターンはこの1dayインターンのみだが、インターン終了間際にいわゆる「裏ジョブ」の告知がある。 この1dayインターンがその選考の一環だということを告知される。 結果は数日後にメールで来るが、私はインターンまでの参加となってしまった。 そのためインターンというよりは、本選考の選考の一環と思って、気合を入れて臨んだほうがよい。 実際、これを知らずに、疲労を顔に出している学生も多かったし、多くの学生が驚いていたので(年によってもっと長い時もある)、1dayインターンを甘く見ないべきだと後悔した。 |
メンターの有無 | 有、班に1人 |
内定は出るか | 出ない、が通過者は報酬が出るジョブに進める。 |
Ⅳ. インターンについての感想
インターンの選考ではどのようなことが重視されていたと思いますか?(200文字程度) | 年によって違うようだが、今回はグループディスカッションのみでインターン参加が決まったので、やはり協調性とリーダーシップを持ち合わせているか、ということだと思う。 あとは、物事の本質に焦点を当てる力。 制限時間が短い分、切り捨てる部分と議論する部分に分けて考えなければならなかった。 敢えてタイトな時間設定にすることで、物事の真髄にスポットを当てられるかどうかが試されていたのでは、と思う。 |
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インターン選考対策のため、どのような準備をしましたか?(200文字程度) | ESがコンサル特有のケース問題で、面接もケース面接も想定していたので、フェルミ推定とケース面接に関する書籍を1冊ずつ読んだ。 どちらも対策をしなければ、かなり苦戦すると思うので、対策必須。 特にケース面接対策に関しては、コンサルだけでなく他の業界の面接でも、ロジカルに考える力や論理的に筋道だてる力が養われるので、ほとんどの会社で実施されるグループディスカッションに強くなれると思う。 |
インターン中は、どのような学び・気づき・発見などがありましたか?(300文字程度) | やはり参加学生も社員の方も、頭の回転が速い人が多かった印象。 また、外資コンサルのイメージとして、どちらかというと親しみづらい印象があったが、全くそのようなことはなく、フランクな社員の方が多かった。 業務内容はもちろん、どうしてコンサルという職業を目指すようになったか、コンサルという仕事に対してのイメージと働いてからのギャップ、業務中に感じるプレッシャーというような、直接お話ししないとお伺いできないことをたくさん聞くことができた。 また、議論中にメンターもアドバイスや助け船を出して下さるので、その際に現役のコンサルタントがどのような視点で物事を捉えているか、どうやって問題解決をするかといったプロセスも拝見できたので、有意義だった。 |
インターン中の社員さんとの交流はどうでしたか?(50文字程度) | メンターのみに留まるが、メンターがずっとついてくれていたのは良かった。 終了後には、自由に残って別社員の方ともお話しできた。 |
インターンを経て、志望度に変化はありましたか?その理由も合わせて記入してください(200文字程度) | 下がった。 会社としても業務としても、非常に面白いとは思ったが、自分には発想やプロセスが定型化されていなさ過ぎて合っていないように感じた。 ただ、様々な解から最適解を決定し進める、というやり方はクリエイティブだと感じたので、自由な発想で広く視野を持ちたい人にはとても楽しい職業だと思う。 社員さんは頭がキレるにも関わらず、とてもフランクなので、一緒にお仕事をさせて頂くとしたらとても勉強になりそう。 |
インターン後、インターン仲間や社員さんとの交流はどのように続いていますか?(50文字程度) | 特になし。 期間が短かったこともあり、社員さんとも学生とも交流はしていない。 社員さんから連絡先の提示などもなし。 |
インターンにチャレンジする後輩へのアドバイスをお願いします。(150文字程度) | コンサルは、インターンの時点から高いレベルが要求されますが、それは周りも同じです。 少しでも場慣れして、頑張ってください! また、今回のようにインターンとしては短いものであっても、実はそれが(知らされていないとしても)選考の一環だったりするので、気を抜かずに臨むようにしてください! 健闘を祈っています! |